インフルエンザA型は潜伏期間が短い

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。毎年冬になると流行しており患者が増えています。インフルエンザには型があり、A型、B型、C型と分類されています。
その中で最も流行性が高い型がインフルエンザA型です。高熱で寝込む女性A型はウイルスの表面にある「細胞表面抗原」というタンパク質がとても多彩にあります。そのため、インフルエンザA型だけでも144種類のインフルエンザウイルスが確認されています。他に比べてウイルスの増殖がとても著しく、爆発的な増殖を見せています。過去に世界的な大流行も起こっていますが、そのほとんどはインフルエンザA型といわれています。

インフルエンザ A型の代表的な症状は、40度以上の高熱、悪寒や寒気、強い関節痛や筋肉痛があります。またインフルエンザは風邪の初期症状とよく似ているので、医師の診察を受けない限りは初期段階で発見する事は難しくなっています。しかし風邪と異なる点は急激な発熱と関節痛や筋肉痛といわれています。そしてインフルエンザの潜伏期間は非常に短いのが特徴です。潜伏期間とはウイルスが体内に侵入してからインフルエンザを発症するまでの期間の事ですが、潜伏期間は1日から2日程度といわれています。一般的なウイルス感染の多くは潜伏期間が1週間から10日ほどといわれている為、インフルエンザは他のウイルスに比べて異常な短さと言えます。
完全に回復するのは潜伏期間を加えて、発症から回復するまでに約1週間はかかります。しかし、回復したとしても2、3日程度は感染源となってしまう可能性がある為、注意が必要です。

インフルエンザB型は風邪にそっくり

「インフルエンザ」で、最も流行しやすいのはA型ウイルスとされています。その理由は、A型ウイルスはウイルスの増殖速度が速いためだと言われています。B型ウイルスの場合は、A型ほど増殖力は強くありませんが、何年かごとに猛威を奮うことがあります。2月から3月が流行しやすい期間で、目安としてはインフルエンザA型の流行したあとにインフルエンザB型が広まります。インフルエンザA型とB型の症状の違いは、B型の場合気管支、消化器系に炎症を起こしやすいということです。
また血液検査を行うと白血球の数値の低下があり、免疫力の低下がみられています。そのため、インフルエンザB型はA型より長引く傾向にあり、妊婦や乳幼児、65歳以上の高齢者は免疫力の低下から合併症や脳炎を起こしやすいため注意しましょう。インフルエンザB型ウイルスの特徴としては、人間のみにしか感染せず、主に消化器症状があらわれます。
消化器症状とは下痢や嘔吐、腹痛などを繰り返すため、ノロウイルスなどと間違えやすく注意が必要になります。下痢や嘔吐を繰り返してしまうと脱水症状になる危険性があるので水分を取りましょう。ちなみに下痢や嘔吐には大量のウイルスが含まれているので、我慢せずに出し切りましょう。
インフルエンザB型は、収まった発熱が再発したり、症状がぶり返したりなどなかなか治らないで変動を繰り返すことが多いのが特徴です。その理由としては、風邪に似ているのでインフルエンザだと気づいていないからだと思われます。最近では流行のシーズンが早い場合があり、インフルエンザA型とB型の同時感染もごくまれにあります。

子供はインフルエンザC型に注意

インフルエンザの子供C型もB型同様に風邪の症状がほとんどになりますが、とくに2歳未満の幼い子供を中心に重症化することがあります。重症化した場合の症状は、高熱や嘔吐、下痢、腹痛、発疹などが多いようです。その後、結膜炎や気管支炎、インフルエンザ脳炎に進んでしまう事態も存在します。ほとんどが軽症で済みますが、お子さんの体調をしっかりと確認し早めに病院へ行きましょう。病院ではインフルエンザを素早く検査するキットがありますが、その検査ではA型かB型のどちらかしかわかりません。そのため、多くは風邪と診断されてしまします。もし、インフルエンザC型かどうかを調べるには専門の機関で調べるしかありません。しかし、調べて判明するまで1週間以上かかるのでその間に完治してしまうことがほとんどでしょう。

インフルエンザC型は5歳以下の子供を中心として感染するインフルエンザで、ウイルスが変異することもほぼないそうなので1度感染すると免疫ができます。大人になってから感染することはごく稀です。
インフルエンザC型は1年を通して発症し、A型やB型のように激しい症状もないため知らないうちに感染していて体に免疫ができている場合も多くあります。
ちなみにインフルエンザC型にはインフルエンザに効果のあるタミフルやイナビルが効きません。つまり特効薬が存在しないため、風邪のように安静にしてバランスの良い食事をとり、しっかりと睡眠をとることで自然に回復するのを待つしかありません。